「初心者ナス」の育て方
初めて夏野菜を育てたいという方で、どの品種を選んだらよいかわからないという方は多いと思います。
そんな方は必見!当店では「よくなるシリーズ」として、初心者の方にお勧めしたいナス「初心者ナス」の販売をしております。
初心者ナスは、初心者の方に特におすすめしたい品種を選んでいます。
今回使用している品種は「PC筑陽」です。
〇PC筑陽の特徴
通常のナスは受粉して実ができるものがほとんどですが、PC筑陽は単為結果性と言って、受粉しなくても実ができます。つまり開花した花は基本的すべて実ができるということです。
トゲもほとんどないので管理も簡単です。中長ナスタイプの果実は、皮がやわらかいので、炒め物や焼きナスや漬物など幅広く利用できます。
〇PC筑陽の育て方
・事前に堆肥を入れて水もちの良い土にし、野菜用の肥料で元肥を入れておきます。
・一番花のつぼみが少し膨らみかけた苗を植えるのが適しています。
・苗と植穴にしっかりと水をして、晴れた日に定植します。
・ナスは通常3本仕立てにします。一番花をはさんで上と下の脇芽を伸ばして、主枝と脇芽2本あわせて3本の枝を伸ばします。伸ばした脇芽より下に出る脇芽は摘み取ります。
・一番花が収穫になるころを目安に、10日~14日に1回のペースで追肥をします。
・水やりは乾燥しないようにしっかりと与えます。
・収穫の最適な大きさは12cmくらいです。中長ナスなのでそれほど長くは成長しません。
PC筑陽は咲いた花がほとんど実になるので、しっかりした水やりと、肥料が切れないように追肥を行うことが栽培のコツとなっています。