垣根のはなし②。
祖父母宅の垣根の手入れ第二弾に行ってきました。
マサキの垣根です。
前回殺虫剤をまかなかったために、まるまると肥えた毛虫がちらちらと。
白いはん点はウドンコ病です。
まずバサバサと刈り込んでから、
今回はオルトラン液剤(殺虫剤)+モレスタン水和剤(殺菌剤)+ダイン(展着剤)を混合散布。
オルトランは持続性があるので、しばらくは予防効果も期待できます。
殺菌剤は定期的に散布し続ける必要があります。ウドンコ病はとてもしつこいのです。
家の裏側はモチノキっぽい植物の垣根になっていました。
そしてそこには新たなる敵が。
カイガラムシの一種。
『ルビーロウムシ』
葉っぱが黒くなる『すす病』
すす病は病気の一種ではありますが、原因はなんとカイガラムシの排泄物です。
殺菌剤をまいて消毒しても、カイガラムシをやっつけない限りはまた発生します。
カイガラムシの成虫は薬剤が効きにくいので、
①歯ブラシなどで虫をごしごしとこすりとる。
②きれいになった枝や葉裏にカイガラムシに効果のある殺虫剤をしっかり散布。※目に見えない幼虫や卵をやっつけます!
薬品はベニカDスプレー、ベニカ水溶剤などがおすすめ。
上記の手順でやっつけましょう!
使用後の道具のお手入れも大切!
植物の樹液がついて刃先が黒くなった刈り込みバサミです。
水などでキレイに洗い流して、かわいた布で拭きます。
留め具の部分には、時々油をさしてあげましょう。
きちんとお手入れをすることで道具は長もちします。
また、使いやすい道具は効率があがって作業が楽しくなります。
重たい切れない刈り込みバサミで垣根をちょきちょき…考えただけで嫌になりますよね(^_^;)
良い道具を、長く大切に使う。
これ、鉄則です。
戸塚店では園芸用のハサミなど、豊富に扱っております。
刃物の材質、用途、お気軽にご相談ください。
スタッフがご説明いたします。
女性におすすめの軽いもの、少ない力で切れるもの。あります。
実家の庭を手入れしたときに、父がボロボロに錆びたノコギリを使っていました。
しかも材木を切る用の、四角い大きなノコギリです。
全然切れないし、刃こぼれしてるし、いつかケガするんじゃないか。
と思って、昨年の父の日にノコギリをプレゼントしました。
こちらおすすめ。
刃がノコギリやナタに交換できるので、用途に合わせて使い分けることができます。
あれ使いやすくてよく切れるよねえ、会社に持って行って樹を手入れしてるよ。
と、2週間ほど前に会ったときに、父が言っていました。
なんで会社に持って行っちゃうかなあ。
おかげで実家の庭はまだ荒れ放題です(笑)
今年の母の日、父の日には、園芸用具のプレゼントはいかがでしょうか?
まだ使えるし…と思うと、なかなか自分のためには買えないのがハサミ類です。
あげたときは、
アラ、持ってるから新しいのなんて勿体ないわよ~、
なんて言われてしまうかもしれません。
でも半年後には、使いやすくていいよ~って声が聞けると思いますよ。
うちの父のように(^^)v
庭木担当 さとう