物語の中にある寄せ植え
「寄せ植えを作って下さい。」
私はスタッフにそう支持した。
支持されたスタッフはもちろん、当たり前の様に季節の花苗を選び上手に一つの鉢に寄せ植えを作った。
寄せ植えした鉢は
時間の経過と共に
作成した人のイメージに
なって行く
これはこれで当たり前にありだ、私も心からそう感じる。
しかし、グリーンファームでなくとも、お客様に見せられる寄せ植え見本かもしれないとも感じる。
私は部署のスタッフを集めて提案をした。
「一つ、一つの寄せ植えに物語をイメージして作成してくれないか。」
スタッフ達の顔は無表情に、何を言っているのか分からないと語っていた。
「寄せ植えの中に・・・例えば白雪姫姫の物語をそのままジオラマ化する様な・・・」
私も説明になっている様な、いない様な曖昧さでスタッフの理解をさらに不安なものにしていた。
「とにかく、やってみます。やって見ないと分からない事だらけですから、ブラックドッグの支持は・・・」
別に怒っている分けでは無かったが、キツイ賛同の仕方でスタッフ達は寄せ植えの見本鉢作成を始めた。
妖精からの要請
始めはひどいものだった、この寄せ植えの物語はと聞いても、大した物語も無く雑貨を並べた物が多かった。
フラワーパークでの一日
いくつか作成して行く内に楽しくなって来たらしく、頭の中で物語を作り始め、それを鉢の中へ作り込んで行った。
南国ドライブ
丘の上で待つ
ブタさんの帰宅
物語の中にある寄せ植え。
そんな見せ方もありかな・・・っと思ってもらえる様、グリーンファーム資材部スタッフが見本コーナーを作成中です。
ぜひご覧になって下さいね。
ブラック・ドッグ・セレナーデ