美味しそうな葉牡丹入荷してます!

この時期、パンジーやビオラ、ガーデンシクラメンと並んで人気の植物と言えば、葉牡丹(ハボタン)です。ただし前者の3種とは明らかに違う点があります。葉牡丹は名の通り、葉を楽しむ植物で花が咲くころには抜かれてしまいます。花はアブラナ科らしい黄色い花を咲かせます。別に単体で観賞しても特に綺麗と感じる事も無い花です(葉牡丹に怒られるかもしれないけれど・・・・)。この葉牡丹も子供の頃はキャベツにしか見えず、学校の花壇や公園の植え込みに使われていると「何でキャベツを植えてるんだろう?」「誰が食べるのだろう?」なんて頭の片隅で考えながら、横を通り過ぎたものでした。園芸店で働き始めた頃も、葉牡丹が入荷して来ると「誰が買うんだよっ!」とか「どう使えばいいんだ?」とか思いながら販売していました(センスが無かったんですね・・・今もですが)。

品種改良も進み、より色々なシーンで使われやすくなって来ました。私の見る眼が変わってきたのも小型品種の「つぐみ」や「春姿」などが登場した頃でした。

しかし、今でも大型の葉牡丹を見ると子供の頃、「まずそうな、キャベツだな~」って思いながら見ていた事を想いだして笑ってしまいます。

小型種の登場でハンギングなどの材料にも多く使われる様になりました。2年前に当店の社員が作った葉牡丹の塔はすごかったです。葉牡丹だけを下から積んで、土を盛って行くのですがピラミッド型で高さが80cmぐらいあったかな?その時の画像がないのが残念ですが・・・。葉牡丹は結局キャベツなので(こんな事を言うと色々、誤解があるかもしれませんが)、キャベツを根から切り離しても何日も生きている様に、葉牡丹は丈夫な植物なのです。意外と無理な植え方にも耐えられるので、色々な楽しみ方ができます。ぜひチャレンジしてみて下さい。注意点としまして美味しそうな葉牡丹は虫も大好きです!植え付け前にオルトラン粒剤をお勧めいたします。

ブラックドッグ・セレナーデ

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