小さな評論家
おはようございます。私は昨日お休みでして、少し前から気になっていた歯ぐきの傷みを見てもらうため、歯医者に行ってまいりました。私の奥歯は、右の奥から2番目の歯がボクシングをしていた時に砕けて無くなっていたので、1番奥と奥から3番目の歯にブリッジと言う技術が施されております。橋を架けて無い歯の部分を埋めるという感じです。そして今回、その1番奥の歯ぐきが痛んだので診察に行ったのです。診察早々、医師から「駄目だこりゃー」と言う諦めの声があり。「もう無理ですな」と医師。私の奥歯はブリッジをかけるために銀歯がすっぽり被っているのですが、いつの間にか隙間ができてそこにばい菌がたまり、歯は根元から腐っていたのです。「よく気づかなかったねー」と言われましたが、本当に気づいていなかったので「怖いな~と」人事の様に感じました。すぐに麻酔が打たれて、奥歯はきれいに抜かれました(何気なしに行ったはずが・・・・)。植物の虫に気をとられて、自分の虫に気づかなかったブラックドッグでした。
まーそんなこんなで昨日は1日、安静でなにもできないので、家のアイビーの刈り込みやオバケ・ワイヤープランツの刈り込みなどをして過ごしました。上は当店のスタッフが作った寄せ植えです。
私は評論家が嫌いなのですが、この間、考えなおしても良いかなと思う出来事がありました。小学校低学年ぐらいの女の子と男の子が、当店の寄せ植えを1つ1つ見て歩き評論していたのです。私が評論家を嫌うのは、自分は出来もしないのに、「それはあーした方が良い、こーした方が良い」と言っているのが、どうも私は苦手なのです。
その子供たちも、「この寄せ植えは色が変!」とか「この花とこの花は合わない!」など二人で楽しそうに評論していました。私は不思議とその2人に嫌悪感は感じませんでした。2人が何年も園芸をやっていて評論している訳ではないのに。私が嫌いな評論家と変わらないのに。その時、「あー、そうか、別にその事ができなくても、それが良いと感じるか、悪いと感じるかは、持って生まれた感性で評論できるのだなー」と感じました。
それからしばらく2人は楽しそうに評論した後、お母さんに呼ばれて帰って行きました。結局、私の寄せ植えの評論はする事無く・・・・・「やはり、評論家は嫌いかな・・・・」
ブラックドッグ・セレナーデ