冬は白とシルバーで飾りましょう!
先日秋冬の見本にしようと思い、久しぶりにギャザリングを作りました。
ギャザリングとは、生花のブーケのような寄せ植えで、花束を作るかのように苗と苗をからませて植えていく技法です。
ちなみに、こんな感じ。
最近入ったウサギのビオラやアンティークのビオラを使って作ってみました。
本当はもっと細かく混ぜたかったのですが、もう少し腕をみがきます。
他にもう一つ、冬にお勧めしたい寄せ植えを作ってみました。
白やシルーバーだけを使った寄せ植えです。
こんな感じで、中心のスキミアは蕾が緑色ですが、他の色は一切使っていません。
これからの季節と言えばクリスマスなので、定番クリスマスカラーの赤や緑、シルバーなど使って寄せ植えも作りますが、白とシルバーだけでも雪っぽいイメージでクリスマスアレンジになります。
白は寒色なので、冬はあまり使わないって方もいるかと思いますが、冬こそ白っていうのもいいと思います。
秋冬は白い花やシルバーの葉が豊富なので、今時期しか入荷しないものもありますので、ぜひ使ってみましょう。
お勧めの白とシルバーの植物もご紹介いたします。
まずはイベリス。
個人的にも好きな花なんですが、寄せ植えにとても使いやすいのがいいです。
寒さに強く、宿根性なので毎年咲きます。自然開花は春なので、育てると来年は開花が遅くなります。
昨年から爆発的人気のエレモフィラ・ニベア。
背が高く寄せ植えの背面にぴったり。枝が細かく分かれているので、ギャザリングを作るときは必ずと言っていいほど入れます。
全体に白い細かい毛に覆われてシルーバーっぽく見えます。春には紫色の花も楽しめます。
寒さには少し弱いので、霜に当てないようにしましょう。
こちらも人気のオレアリア。リトルスモーキーとも言います。
エレモフィラよりも背は低めなので他の花と組み合わせやすいです。寒さには強いそうです。
やっぱりこの時期は、アリッサムがないといけませんね。
背が低いので寄せ植えの前面に使いやすいです。ハンギングにも欠かせません。
こちらはクッションブッシュ。
冬の寄せ植えには欠かせない定番のシルバーリーフ。つんつんした葉がこんもりと茂ります。
寒さには強く、霜よけすれば冬越しできます。過湿には注意!
ハーブとしても有名なサントリナ。
シルバーの葉を活かし寄せ植えや花壇のアクセントに使われます。
葉は食用には向きませんが、ポプリなどに利用します。乾燥した葉は虫除けにも使われるそうです。
とても丈夫なモクビャッコウ。
秋冬はシルバーの葉を活かし寄せ植え材料として人気です。
シルバーの葉を持つ植物は夏の暑さに弱いですが、モクビャッコウは夏の暑さもへっちゃらです。
花壇苗としても人気の白妙菊。
葉に細かい産毛が生えているので、さわり心地もいいですよ。
6月ごろに黄色い花も楽しめます。意外と大きくなります。
ずっと紹介がカラーリーフだったので、花物で宿根ネメシア。
開花期が長く真夏と真冬以外はほぼ一年中咲いています。こぼれ種でも増えます。
ストックの白。
ストックも背があるので、寄せ植えの背面によく使われます。
寒さには強いですが、霜よけしたほうが葉が傷まずきれいに保てます。
開花期が長く優秀なバコパ。
横に這う性質なので、寄せ植えの前面にぴったりです。
茎が伸びすぎたらこまめに摘心すると、株がまとまります。日当たりを好むので日光に十分当ててくださいね。
白やシルバーを集めたらまだまだあると思いますが、今日はお勧めの物だけで。
カラフルな寄せ植えもいいですが、今年は白とシルバーで作ってみてはいかがですか?
おすすめですよ~
ささ