肥料戦国時代 ファイナル。
さてさて、5月3日から観察してまいりました比較実験
『肥料戦国時代』
2ヶ月が経ちました。
3期生の現在の様子はこちら。
バイオゴールド組
花ごころ濃いバラの肥料組
グラティア組
花ごころのバラの肥料組
液肥組
…どうでしょうか?
あんまり大差なく見えませんか?
若干感じる違いとしては、
今回は『花ごころの肥料』が一番バランスよく育っているかな…?
ということで、
大した成果もなく『肥料戦国時代』終了です(笑)
読んでくださってありがとうございました。
さて、
ここからは小さな声で、個人的な感想です。
5月の肥料は『バイオゴールド』『濃いバラの肥料』が結果が良かったように感じ、
6月以降、急に暑くなってからは『花ごころの肥料』が良かったように感じました。
これはあくまで私の個人的な感想ですが(何度もしつこくてすみません)
春は焼き肉が食べたい、暑くなってきたらそうめんのほうがいい、のと同じように、
バラのベストシーズンはがっつりと栄養の濃い肥料、
暑く厳しい気候になってきたら、少しマイルドな肥料のほうがいいのでは?
という推測に至ります。
気温が高くなってからの濃い肥料系は、
若干、ウドンコ病や黒点病が発生しやすくなりました。
それから液肥ですが、
回数や濃度の調節もあるかと思いますが、
液肥のみで経過をみたバラは、若干きゃしゃな感じになりました。
枝も細いしつぼみも小さい。
固形の肥料のほうがいいなあ、という感想です。
感想です!(笑)
何かご質問があれば、売場でお気軽にお声かけください^_^
さて、先日のバラの講習会では
ホソオビアシブトクチバの幼虫
について、がっつりお話しさせていただきました。
暑い時季にバラのつぼみをむしゃむしゃと食べるニクイ奴です。
売場では、大体、植木鉢のこのへんに居ます。
見えますか?
鉢のふちの、くるっとなった裏側に隠れているのです。
本日は売場で13匹中/13匹、ここに居ました。
この虫のこの特徴を講習会でお話ししたところ、
『地植えのバラはどこを探せばいいですか?』
とご質問をいただき…。
うーん。
確かに地植えのバラは探しづらいのです。
んっ!
なにか、罠なり仕掛けを作れないかしら…
と、思いあぐねる今日この頃なのでした。
良いアイデアが浮かびましたらご報告します。
庭木担当 さとう