島根県に行ってきました。
庭木担当さとうです。
昨日まで、島根県に行っていました。
島根といえば、ご存知、出雲大社。
10月。
日本中の神様が集まって会議をしています。
日本全国『神無月』ですが、島根県だけは『神在月』といいます。
日本一大きいしめ縄。
そして、安来市は足立美術館へ。
美術館ですが、お庭が素晴らしい。
とにかく素晴らしい。
それもそのはず。
2003年から連続9年間、海外の雑誌の庭園日本一を受賞しているのです。
日本庭園でこんなにドキドキしたことはない。
背景の山まで込みで、抜群のロケーションです。
窓枠を、額縁に見立てて。
風景の絵画です。素敵。
砂利の中にそのまま松を配置しているのも、なんだか海辺みたいでユニークでした。
他ではあまり見ないような気がします。
こういう風に、自然の松林みたいに松を配置するのもすごいセンスだな、と個人的には思うのです。
足立美術館は、お庭の撮影が許可されています。
館内は撮影禁止ですが、横山大観の日本画や、魯山人の陶器などがあります。
こちらも素晴らしい。
山陰に行く機会がありましたら、ぜひ足立美術館まで足をのばしてみてください。
おすすめです。
出雲大社も足立美術館も、オーストラリアの方々と一緒にまわりました。
この植物は何だ、あの樹は何だ、とよく訊かれました。
自宅の庭の写真を見せてきて、この植物は日本にあるのか、とも訊かれました。
高野マキ、ゲッキツ、ホトトギス、ハナミズキ、、、
教えてあげられる。
植物に関わる仕事でよかったな、と思いました。
酔芙蓉は『芙蓉』はコットンローズと言うのだけれど、『酔』をどう伝えればいいか迷って、
『お酒を飲んで、赤く色が変わる』という意味があります、と言ったらとても面白がっていた。
植物を通してコミュニケーションがとれる。
とてもいいものですね。
しまねっこ。
ご当地キャラクター。