酔えば酔うほど強くなる

いよいよ8月も終わりに近づき、日も短くなったと感じます。天候は雨が降り始めたと思ったら「梅雨ですか?」と突っ込みたくなるほどスッキリしない。寒いとさえ感じる気温まで下がったと思えば、湿度が上がりムシムシと不快な日々が続く。それでも秋の花は、秋を感じて花を咲かせる。

グリーンファームにも秋を感じる花が続々入荷中です。

 

ポットマムがメインで並ぶ

花苗売場

菊が出始めると

間違いなく秋ですね。

 

 

 

しかし本日、ご紹介いたしたいのは「芙蓉(フヨウ)」でございます。

芙蓉の花をアップでのフリー写真

「フヨウ」はアオイ科の植物で、南国の花で有名な「ハイビスカス」の仲間です。なるほど、花がよく似ています。しいて言えば「フヨウ」の方が優しく見えます。

なかでも私が大好きな品種「酔芙蓉(スイフヨウ)」をご紹介いたします。

 

画像の赤花と白花は咲き分けではなく、

白い花が時間の経過と共に赤へと

変化する珍しい花です。

 

 

 

 

「酔芙蓉」に出会った瞬間、私の頭の中で「ジャッキー・チェン」がカンフーを始めました。

「酔芙蓉」は咲き始めは必ず白です。時間が経つにつれ、赤みを帯びていきます。この様子がお酒を飲み、酔う人の赤ら顔になぞらえて、付けられた名前なのです。

私は幼少の頃、ビデオテープが擦り切れるほど観た「酔拳」を思い出したのです。

この映画はジャッキー・チェン演じるカンフー使いが、酒を飲むたびに強くなる拳法を身につけ、フラフラな足取りで敵を油断させ、強烈な拳で相手をバッタバッタと倒してゆく痛快アクション映画で大ヒットしました。

私の年代であれば、まねて遊んだ人は多いはず。

映画の中で印象的なセリフがありました。ジャッキーの師匠が話した教えで

「酔えば酔うほど強くなる」

映画のキャッチコピーにもなったセリフです。

酔芙蓉を見た時、このセリフを思い出したのです。

「赤みを増していくごとに、魅力的になる花だな」っと感じたのです。

 

当店ではまだ庭木コーナーで

酔芙蓉の苗を販売しております。

今年の開花は期待できないかも知れませんが

 

 

 

 

ちなみに「飲めば飲むほどアルコールが強くなる」っと言うのは本当らしいです。

ただし個人差があるので気をつけなければいけないそうです。

気をつけよ・・・・

 

ブラック・ドッグ・セレナーデ

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