ヤドリギ・ボンバ・ヘッド!
本日は大寒だそうです。寒いのは当たり前です。当たり前に寒い事をありがたいと思いたいですが・・・やっぱり寒いのはイヤです。落葉樹はすっかり葉を落とし、休眠を続けております。「寒そうだな~」と見ていると面白い植物を見つけました。
分かりますか?ただの落葉樹だと思った方・・・・・・「それは正解です!」写真はただの落葉樹です。が一緒に写っている植物が面白いのです。木の幹に玉コロの様な葉があるのが分かりますでしょうか。これはこの落葉樹とは別の植物で「ヤドリギ」と言います。
ヤドリギは落葉樹に寄生して生きる珍しい植物です。鳥獣によって種が運ばれ、幹に付着し発芽します。その後、根を幹に潜りこませ、水分や栄養を分けてもらい成長しそこで一生を送ります。ヤドリギが付いたので木が枯れたと言う話は無い様なので、上手く共存しているようです。確かに母体が枯れたら、自分も枯れてしまうのですから、母体を枯らすほど水分や栄養を取ったりはしないでしょうね(笑)。こうして葉の落ちた木にヤドリギが目立つ様になると思うのですが、寒そうな落葉樹を日頃の感謝として温めている様にも見えますね(本当はアフロに見えますと言いたい)。これからグリーンファームでは落葉樹の代表、日本の代表でもある「サクラ」の苗木が入荷してまいります。機会がありましたらぜひご覧下さい。お待ちしております。
備考:ヤドリギはクリスマスリースの原型だと言われています。
ブラックドッグ・セレナーデ