ゴッホの「種をまく人」もあるんです

「映画に行こうかな」と思ったのは、先日の休みが雨だったから。私は興味があった「ロビン・フット」を観るために映画館へと足を運んだ。映画館へ着くと、少し迷いがでた。この映画が2時間30分と長編だったのと、主演がラッセル・クロウで私が想うロビン・フットのイメージとは違ったからだ。子供の頃に読んだ絵本の彼は少年といった感じ。しかしラッセルさんは、どう見てもおじさんな感じ・・・・・しかも、この映画はロビンがまだロビン・フットと呼ばれる前の話なのだ。だから、私のイメージするロビンより、もっと若々しくなくてはならないから困った。結局、散々迷ったあげくではあるが、私はスクリーンの前で感動する事になった。この映画の中で、私は特に印象に残るシーンがありました。ロビンの住む村から年貢として没収された穀物の種を、ロビンが盗賊となり奪い返し、村にその種を蒔くというシーンでした。ロビンと村人が活き活きとした顔で広大な畑に種を撒く姿に、「私達は人間として生きている」という強い印象を感じた。

 

このシーンを印象深く感じたのには理由がありました。高校の時に美術の教科書で見た上の画像「ミレ-の種をまく人」(劇中のシーンもこんな感じです)。この絵を見たとき人間が人間として生きる原点は種を蒔く事だったのではと感じたのです。自然になっている植物を取って食べるなら動物、しかし自分が食べる植物を育て、収穫するようになった動物が人間。「ミレ-の種をまく人は力強く、人間として生きている事を主張している様だ」と美術の答案に書いた事を思い出します。そんな思い出をフラッシュバックさせつつ、映画館を後にしました。

さて、園芸では種の蒔き時期は終わっていますが、種担当が蒔いた豆の種がキレイに発芽し、お買い得価格で販売しております。発芽した苗はこれから寒くなりますので、しっかりと防寒をお勧めいたします。簡易的で使いやすいのは下の画像、苗キャップです。当店スタッフも使っていてとても絶賛です(苗の生育に確実な差がでる様です)。

人間の歴史にロマンを感じながら園芸を楽しんでみませんか。

ブラックドッグ・セレナーデ

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