歌から生まれた私の花

時々僕は無理に君を、僕の形にはめてしまいそうになるけれど

二人が育む愛の名前は、街に埋もれそうな小さな、忘れ名草

                              詩・尾崎 豊

私は小学生の頃からフォークソングが大好きな子供で、海援隊やグレープ、吉田拓郎さんの曲をやっと買ってもらった、Wカセットデッキで、テープが擦り切れるまで聞いていました。そんな私が中学校の時、初めてニューミュージックの歌で感動したのが、故、尾崎豊さんでした。衝撃でした。尾崎豊さんの音楽背景にもフォークの流れがあったので、私の耳に響いたのだと思いますが、とにかく魂の叫びみたいな物を感じ、その歌声に酔いしれていました。その大好きな曲の数ある中でも特に私のお気に入りの曲が、上で書きました「Forget-me-not」です。タイトルは英名で「忘れな草」のことです。この花の名前は忘れな草の花言葉「私を忘れないで」が、そのまま花の名前になった珍しい由来です。今日、売場に忘れな草があり(本来は春の花です)、ビックリしたのと同時に思い出した事があったので、ブログに書いてます。

当時、私は忘れな草を知りませんでした。詩の感じから自分の中に勝手な忘れな草を作っていました。細い茎に小さな白い花が風に揺らいでいる、というのが私の中の忘れな草でした。ですから園芸店に入社し、初めて忘れな草を見た時はショックでした。私が何年も思い描いていた忘れな草とは全く違ったからです。でも、面白いもので、今も「Forget-me-not」を聞く時は、自分が作った忘れな草が頭の中に出てくるんです。歌に関してもう一つ、「違うっ!」と思ったエピソードがあるのです。

そう上の画像です。分かります?これは思った人も多いのではないでしょうか。「シクラメンのかほり」です。タイトルにもなっている、このシクラメンの香りはどんな香りがするのだろうと・・・・・。そうなんです、シクラメンは香りが無いんです(微香、笑)。現在は香りシクラメンなるものが開発されていますが・・・・。この歌がきっかけかどうかは、わかりませんが(笑)。

ブラックドッグ・セレナーデ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

未分類

次の記事

★お正月盆栽★