園芸店の車窓から
11月8日、新横浜駅
今日はお店から少し離れて園芸の紹介をいたします。
AM7:00 東海道新幹線、新横浜駅から神戸へと向かう。
朝早くから新幹線に乗り込むと何だか気分も引き締まる・・・気がする。
新幹線は音もなくレールを滑り出した。
30分もすると箱根の自然が朝日に映し出され、車窓はパノラマテレビの様に綺麗な風景を次々に見せた。
車窓風景は撮影が難しかった
ので断念。
「只今より機内販売にお伺いいたします。」
優しいアナウンスが流れ、すぐにワゴンを押した販売員が前方の自動ドアから順に販売を始めた。
「只今、11月限定販売のベレテ・ゲラコーヒーを販売しております。ぜひお試し下さい。」
販売員が繰り返す、このベレテ・ゲラが気になる。
と、思っていると、今回お邪魔する会社のUさんが、
「ブラック・ドッグさんコーヒー飲みます?」と誘ってくれた。
もちろん、「飲みます。」と答え、私の前にそのベレテ・ゲラコーヒーは置かれた。
ベレテ・ゲラ何ぞ?
私は丁寧にもついて来たパンフレットを読みながらコーヒーをすすった。
エチオピアのベレテ・ゲラの森林に自生するコーヒーを全て手作業で摘み取られ出荷される。
天然物で手作業、数も限られる貴重なコーヒーだそうだ。
理由を理解すると、それ程、味の分かる男では無いのだが、味わい深いコーヒーに感じるから不思議だ。
そうこうして新大阪に到着し、そこからローカルで1時間。
株式会社グリーンポットさんへと到着した。
今回、おじゃましたグリーンポットさんは主に、テラコッタ(素焼鉢)を輸入販売している会社だ。
世界の素晴らしい鉢を厳選し、私どもバイヤーに紹介され、店頭に並ぶ分けです。
ですから、この鉢の厳選が1番重要なポイントとなると担当は話します。
バイヤーに気に入られなければ、この鉢が出荷される事が難しくなるからです。
私は事務所で挨拶を済ませ、早々に倉庫の方へと案内していただいた。
倉庫の中には沢山の鉢が積まれている。
案内されてしばらく観ているうちに、この鉢が当店や他の園芸店に列ぶまでには、永い道のりがあるのだと感じた。
例えばベトナムで作られた 鉢が日本の園芸店に列ぶまでを想像してみる。
・・・・永いので書かないのですが。
そして約3時間で倉庫内の見学と買い付けを終えて帰路へと着いた。
そしてこの日、選んだ鉢は現在、店頭に並んでおります。
永い時間と沢山の人を渡り歩いた鉢をどうぞ、当店でご覧下さい。
協力 株式会社グリーンポット
ブラックドッグ・セレナーデ