垣根のはなし。
昨日は祖父母宅の垣根を手入れしてきました。
大正時代に建てられた家屋を、ぐるりと囲むマサキの垣根。
もとはマサキだけの垣根だったものと思われますが、
部分的にレッドロビンやベニカナメ、雪柳、レンギョウが顔を出していてユニーク。
マサキが枯れた部分をのっとってしまったんでしょうね。
キレイな新芽をチョキチョキ刈り込んでいくと、中からは病気になった葉が…。
マサキがかかりやすい『ウドンコ病』です。
今回はベンレート水和剤を散布してきましたが、展着剤を使用しなかったので、
今日の雨でほとんど流れてしまったかな…。
効果は期待できません。
イモムシもあちこちに付いていたので、後日、殺虫剤と一緒に散布し直すことにします。
常緑樹は、今、キレイな葉っぱが出てくる時期です。
今のうちに一度刈り込んでおくと、1ヶ月後にはもっとキレイになりますので、
ぜひこの時期の作業をおすすめします。
肥料をやるのも、生長が始まる今ですよ!
昨日私がやった作業は、
①垣根の足元の雑草や枯葉をとりのぞき、地面が見える状態にする
②垣根を刈り込む
③薬剤を散布する
④株元に有機肥料とオルトランDX粒剤(殺虫剤)をまく
⑤株元を堆肥でおおう
⑥株元にたっぷり水をあげる
です。
特に肥料や粒状の薬品を地面にまいたときは、すぐに水をまいて馴染ませると効果的です。
お恥ずかしながら、今回初めて垣根の手入れというものをしました。
よく、肥料や堆肥をまくスペースがない、とお客さまが言われるのが『?』だったのですが、
なるほど、分かりました。
コンクリートのすきまギリギリに植わっていたりするのですね…。
それでもやはり生き物ですから、健康に育てるためには、肥料や環境づくりを
しないというわけにはいきません。
液体肥料やメネデール、竹酢液など、スペースがなくても使えるものはあると思いますし、
そういうアイデアを考える時間も楽しいものです。
今週は雨が続きますので作業のタイミングが難しいですが、垣根のお手入れには最適な季節。
ぜひ休日のご予定に、垣根のお手入れを加えてくださいませ。
グリーンファーム戸塚店では、垣根に大人気のレッドロビン、キンメツゲ、斑入りマサキ、
スカイペンシルなど販売中です。
殺虫剤、殺菌剤、肥料も噴霧器もなんでもそろっています。
ご質問もお気軽にどうぞ(^^)
ご来店をお待ちしております。
庭木担当 さとう