リカステ アボウオーキッドさん来店!!

こんにちは。

まだまだ肌寒い横浜です。

今日は岐阜のリカステ専門の生産者さんアボウオーキッドの関口さんが講習会をしてくださいました。!!

関口さんはリカステ好きが講じてアボウオーキッドさんで交配などをしていらっしゃいます。

諸外国で交配を試みましたがうまくいかず、日本で交配が成功している蘭です。

日本人のきめ細かい観察力が成功のもとだそうです。

という訳で、リカステはまだ交配が進んでおらずこれからみなさんに広く知られていく蘭です。

分かりやすい自作の絵を持参して説明してくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

リカステは南米の赤道直下の山の頂上に自生しています。

木に付いている着生蘭ですが、湿気が多い霧がかったコケが生えているような木にくっついています。

なので、寒さには比較的強くアボウさんのところでは0度までさがる温室があるそうです。

それでも冬の最低温度は5度から7度保てればベストです。

胡蝶蘭よりもシンビジウムに近いとおっしゃっていました。

《置き場所》

・夏の直射日光はだめで北に置きます。それ以外は日に当てます

・冬は12月上旬まで外で管理します

・雨にあてると病気になったりすることがあるので、雨に当らない所がベストです

秋の長雨は要注意です。

《みずやり》

・水は好む方です

・高山に自生するので夏の暑いときに水がありすぎるのが苦手です

夜やって朝までに乾くようにするのが良いそうです

・9月の終わりまでは暑いので水をひかえます涼しくなってからはたっぷり与えます

《肥料》

・暖かくなってから肥料液肥を4000倍くらいにして水代わりに与えます(梅雨ぐらいに止めます)

・固形の肥料をあげる場合茶漉しネットにいれて

鉢の植えに置くと必要の無い次期にサッと取り除くことが出来て便利です。

・9月にも肥料をあげます

《植え替え》

(買ったランは1年間は新しい環境に慣らすために植え替えない方がいいこともあるそうです。)

・ミズゴケと素焼き鉢のコンビがベストです

写真はカトレアです↓リカステも同じやり方です。根が鉢の縁に向かって伸びていきます

もともとある植え込み材料は腐っていなければ全部落とす必要はありません。無理に落とすとねが切れてしまいます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水苔は乾燥しているのでぬらして使いますが、タオルをしぼったときぐらいに湿っているのがベストです。

ビチャビチャはいけません。大きい鉢もいけません。

新しく芽が伸びる方にスペースをつくるので古いバルブの方から(写真では手前)つめて押し込んでいきます。

ちなみに、胡蝶蘭も植え替えていいただいたのですが胡蝶蘭は根が下に伸びるので植え込み材料はとってなかに丸めた水コケをつめてまっすぐ押し込みます。

写真がなくわかりずらくてすいません。

良くある質問

Q 葉に点々がるのですが病気ですか?

春~夏に出来る点々は生理現象なので問題ありません。落葉ではが黄色くなって落ちるので大丈夫です。

リカステは初心者にむいているそうです。

ほったらかしぐらいがちょうどいいそうです。

ぜひ、試してみてください。

一部講習会の内容を抜粋しましたがメモが間違っていたらスイマセン。。

Nastu

 

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