どんぐりのせいくらべ~成長~
夏が過ぎ風あざみ
誰のあこがれにさまよう
青空に残された私の心は夏模様
唄 井上揚水
事務所ベランダより
8月もあと1日です。気温は夏日を観測する日もまだまだあるようですが、グリーンファームの空を見上げると高くなったと感じます。なにより、夕方の涼しい風が秋を感じさせます。
お子様を持つ方は「ホッ」と一息、ではないでしょうか(笑)。
子供の成長が早く感じるのと同じように、タネから育てる植物の成長も本当に早いです。上の画像は以前、春ぐらいに紹介した樫(かし)の木です。当時35cmだった樫はこの数ヶ月で50cmにまで成長しています。「どんぐり」からここまで約3年です。これでも自然界の栄養たっぷりな土で育つスピードにはかないませんが、1年で約15~20cm成長しています。担当もニヤニヤしながら成長を見守っております。
さて秋の話に戻りますが(勝手に話をそらしておいて)。
「りんどう」です。
なんとなく「りんどう」と「どんぐり」ひらがなで見ると似てます。言葉にすると全然違うのに。
秋の花として早々と園芸店に並ぶ「りんどう」。魅力的な青色の蕾が重なり合う。
「りんどう」は多年草になりますが、関東で来年も咲かせるのはかなりの熟練度が必要です。育てた事がある方はごぞんじだと思いますが、「りんどう」の蕾は晴れた日にしか開きません。対外は蕾のまま茶色くなり、茎が黒くなり始めて枯れてしまいます。来年、また出るかなと期待しますが出る例は少ないです。ただし、毎年咲かせている方もおられます。
「りんどう」は青、白、ピンク大きく分けて3色が園芸店で売られます。
画像で見ても蕾が開いているものはなく、蕾を楽しむ珍しい花です。
最近では園芸品種も増え、丈夫な品種が数多く育成されています。
ご自宅の庭で高い空と「りんどう」で、毎年、秋を感じるというのも風流ですね。
ブラック・ドッグ・セレナーデ