「道草」の使い方
道草:目的地の途中で他の用事で足をとられ、目的地へなかなかたどり着かない事。馬が道中に草を食べて前へ進まない事から由来する。
私は「道草」をよくします。私にとってはとても大切な事なのです。どちらかと言うと「道草」は悪い意味で使われる事が多いですよね。でも上記で述べた「道草」の由来を見ても、馬にとってはとても大事な事だと思うんです。馬は前に進むために道草を食うのですから。
そして私の「道草」もまた今日一日を進むために大事なものなのです。
自宅からグリーンファーム金沢店までは、車で片道50分ぐらい移動します。その間、戸塚区、藤沢市、栄区、金沢区とルートをとるわけですが、その栄区で私は時々「道草」をします。ここには私のパワースポットがあるのです。栄区を流れる小さな川、「鼬川(いたち川)」があり、私の通勤路沿いのその川には遊歩道があります。そこが私のパワースポットです。近くに車(バイクの時もあります)を止めて、ちょっと降りるとその場所は現れます。
どうですこの風景。多分、普通は気持ちが落ち着く場所として散歩などを楽しむ場所なのかも知れませんが、園芸屋の気質なのでしょうか、テンションが上がります。川沿いは季節によって色々な植物や花、新芽を楽しむ事ができます。
今日は桃色の「ボケ」が満開でした。
雪柳は散り始めで新葉が出始めていました。
途中にち~さな滝です。心地良い音がさらにテンションを上げます。
「アセビ」も満開でした。
散歩の途中から川の中を歩けるように大きな岩が並んでいて、この演出にまたテンションが上がるのです。そして折り返し地点(もっと先があるのですが、時間的にいつも折り返し地点と決めている場所)には「キブシ」が咲き垂れていました。
そしてテンションの上がった私はまた車へ乗り込み、会社へと向かうのです。
とっても大事な「道草」を終えて。
ブラックドッグ・セレナーデ