「きんぽうげ」の会

中学生の時、私が大好きだったバンドグループに「甲斐バンド」がありました。このグループの曲で気になる題名があります。

「きんぽうげ」

これが曲のタイトルでした。私の中では「?」が曲を聴くたびに浮かんでいました。「きんぽうげ」って何?。そして植物に興味を持ち出し「きんぽうげ」が植物と知ったのです。・・・・が!また「?」が浮かぶ事になるのです。曲の歌詞には「きんぽうげ」に触れるフレーズは1度も無く、花を連想させる言葉さえないのです。結局、このタイトルの意味する事は今だに不明です。

この事を思い出したのは、隣席の社員と「豆食べた?」と朝の挨拶がわりに交わした会話からでした。「まめ・・・?、あっ、節分か」私はすぐにセツブン草を連想しました(職業病です)。

朝、売場のセツブン草を撮影しましたが・・・花は終わっていました。「こらっ!担当っ!」

セツブン草は比較的暖かな地方に分布する植物で、節分頃に咲く花として「節分草」の名がつけられました。私の田舎で「きんぽうげ」と言うと「福寿草」を思い出します。「福寿草」は北海道にまで分布する花で、私の田舎の庭先にも普通に咲いています。キンポウゲ科の花は幅広く、花の少ないこの時期に大活躍しています。

ひっそりと静かな印象で人気の「リュウキンカ」。写真は白花ですが黄色が王道です。

咲き終わった後の綿綿が可愛い「翁草(おきなぐさ)」。

少し大人な感じの「アネモネ」。キンポウゲ科には多少、毒性を持つものが多いので肌の弱い方は手袋をすると良いと思います。アネモネも茎を折って出る汁で、手が荒れるなどが有名です。

名前がカッコいい「ラナンキュラス」色の種類も多く、寄せ植えのメインにお勧めです。

そしてキング・オブ・キンポウゲ(現在の人気から)と言えば「クリスマスローズ」です。クリスマスローズはコレクターも多く、最近は価格も買いやすくなっている事もあり、クリスマスローズ人口が増えています。私が始めた頃は八重咲きが8万円とかしていました。

当店でもクリスマスローズの展示即売を行っております。信頼のある生産農家より直で仕入れております。花もスタッフが1つ1つ選んで入荷を決めています。クリスマスローズをサポートする関連資材も充実しております。

この季節、皆様のお気に入りの「きんぽうげ」を見つけてみてはいかがでしょうか。

ブラックドッグ・セレナーデ

 

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